選挙カーに乗せてもらった。
舌っ足らずでつっかえながらマイクで街宣。
申し訳ないけど、ちょっとドライブ気分。
問題点がわかりにくく、伝え切れていない現状で 「サカクモまちづくり」を争点にするのは難しかった。
共産党議員だけが「記念館」のむだ遣いにふれただけで、あとはタケ子をはじめ、賭に出る候補者はいなかった。
現実はそれほど保守化しているのだろう。
ウソかホントか知らないけど、選挙ポスターの背景に 「雲」がある人は「サカクモ推進派」というウワサも聞いた。
市民だけでなく、議員をも分断してるとしたら、そんな「まちづくり」って、なんの意味があるのだろう。
選挙カーでいろんなところを回った。
車から手を振っているうちに、 ふと、自分がこの町に別れを告げているような気持ちになった。
商店のおじさんが道に出てきて手を振ってくれた。
名簿にないけど自分の活動を見ていてくれる人がいる。 議員冥利につきる、ってもんだろう。
トモジイの家の前を通る。
「シッシッ!」と追っ払う仕草をするので、 わざと大きな声で
「お手を振ってのご声援ありがとうゴザイマスゥ〜!」
と言うたった。 トモジイはズッコけていた。
マンガのようなおっさんだ。