「野球」の名付け親

  あちゃー。「トリビアの泉」で「野球」の名付け親が正岡子規でないことがわかってしまった。
 そのちょいと前にはロシア人墓地に大佐の骨が埋まってないことも明らかになった。
 松山人にとって、ちいと痛い出来事。 地域の歴史にスポットをあてるまちづくり。
 研究が進めばいい話ばかりでてくるとは限らない。サラリとやっときゃよかったものを。(10/2)

 

老人ホーム見学

 

  介護付き有料老人ホームと老人健康保健施設を見学に行った。
 今父が入居しているグループホームでも月20万円はかかるのだが、 有料老人ホームはそれにプラス入居金が必要となる。 ピンキリだけど、少ないところで100万円、おおいところで何千万。 今日見学したのは合計2000万円というところだった。
 企業の寮を改築したそうだが海の近くの木をふんだんにあしらった施設。ロビーも落ち着いていて職員の応対もていねい。 でも、2000万円やで。誰が行くねん……というのが感想。
 安価な生活施設である特養はもう造られず、一つの施設あたり入居まちが 何百人という現状だ。在宅がいつか無理になったときの受け皿として施設は必要だと思う。 少子化や核家族化で支える人が少なくなっているのもわかっている。 施設にはいるのに何千万円もするしくみでいいわけがない。
 それにたとえ大枚をはたいても 「痴呆がありますと他の入居者さまにご迷惑がかかりますので」 とやわらかい表現で断る。お金があっても一生ウカウカできないのだ。
 老健でも入居金はなものの、料金が1ヶ月20万円近くかかる。 着替えやタオルは家族の負担を減らすために一日700円でリースになっている。 (おむつ代も含め)
 みんな同じ「制服」を着て、食堂で余暇を過ごしている。ここは90床ということだが、父のいるようなグループホームに比べると圧迫感を感じる。 グループホームくらいの規模で、痴呆の有無にかかわらず、医療と連携し、食事や排泄、身体のケアを特養なみにしてもらえたらいいのに。ただそれだけのことなのになあ。

 

余裕の国会

  郵政民営化特別委員会をテレビで見る。
 それよか、赤い羽根を付けてるのが気になった。
 ニュースキャスターでもそうだが、 この季節になると 「いまだに赤い羽かぁ」と感慨深くなってしまう。
 あーゆーわかりやすい善意のアピールって なんかなぁ。いいオトナがさぁ。
 コイズミさんも余裕の笑み。
 気晴らしにクルクル寿司でも食べに行くか。(10/7)

 

走る女

  コンビニで週刊誌立ち読みしてたら、めったに読まない「FRAU」の 「走る女は美しい」というタイトルが目に飛び込んだ。
 ワタシも8月から3日に一度くらいは近所をジョギングしているのだ。
 パラパラめくると、最近のスポーツファッションのかっこよさ を改めて認識。そーだよなー、長続きのためにはモチベーションも大事だよな。今までユニクロで500円で買った半ズボンで走っていたのだが、そろそろ寒くなってきたので、ウエアを買いに行くことにした。
  これでワタシもスポーツカジュアルの似合う「美しい走る女」に。目標は三浦りさ子か長谷川理恵じゃ!
  さて、ウエアをどこに買いに行こうか。とりあえず、Aデパートへ チャリをとばす。アディダスやプーマ、ルコックなど、スポーツウエアとゆーか、普段着の品揃え。ちょっとちゃうなぁ。で、「G」へ寄る。ここならアウトドア用品があるはず。何件か見たが、「アウトドア」風でどうやらここでもない。しゃーない、 Bデパートへ行こう。比較的スポーツ用品の売り場の大きい店へ。
 しかし「FRAU」に出てくる「美しい走る女」の人は、そもそも百貨店のスポーツ用品売り場で買うのだろうか。なんか間違ってきたようなイヤな予感がする。百貨店は阪神優勝セールでごった返している。「美しい走る女」にバーゲン会場は 似合わない。さっさとスポーツ用品売り場へ。
  阪神グッズ売り場の横を通り抜け、 アディダスやらプーマのコーナーをのぞく。それ以外はゴルフやテニス、水泳用品なのでジョギングはここしかない。店のガングロネエチャンに
「あのぉ、ジョギングウエアは・・・」と聞くと
「特にジョギング用はないので、あの辺のジャージですか、ね」
 ええ! 「ジャージ」って・・・。「美しい走る女」が「ジャージ」でええのん?!
 でも、まぁ、そこまでキメることもないねんし、確かにこんなカンジだったかもなぁ、 せやな、8500円もすんねんし、と気を取り直し、プーマのジャージで手を打った。
 家に帰って雑誌を見ると、「プーマ」はあっても、「ジャージ」なんてアイテム は載ってなかった。ぐっすん。
 雑誌には、「こんなにたくさんのセレブが走ってます」とハリウッドスターの写真がならび、なかでも黒づくめのウエア(でもアディダス)で黙々と走るニコール・キッドマンの写真が目を引いた。
  「30代後半になってもスリムなフォルムはこの走りのたまものかも」と書いてある。自慢じゃないが、ワタシはニコール・キッドマンと同い年の未年生まれなのだ。どうだ参ったか!(10/5)