司馬記念館

  東大阪にある司馬遼太郎記念館は、司馬氏の蔵書を 「司馬氏の頭の中」というイメージで展示している。
 建築設計は安藤忠雄氏だ。数万冊の本が頭脳か。
 ウチにもゴローの本がたくさんある。
「本も増えたしゴローの記念館でも建てるか」 と言うと、
「6畳一間もありゃ十分じゃ」と言う。
「じゃあ6畳一間で安藤忠雄に頼むか」と言うと
「安藤のコンクリ打ちっ放しやなくてトタン打ちっ放しで えーから、自分でできるわ」と言う。
「そーや、アチキの本も所蔵する記念館がいるなぁ」
「アンタの頭のなかをイメージしたらごちゃごちゃ ちらかってそーやな。エースをねらえ!とかマンガばっかりやろ」
「6畳一間でえーかな」
「便所の広さもあれば十分じゃ」
ひどい…。  20041231

 

市の広報番組

  そういえば市の広報番組をケーブルテレビで放映していた。
 小泉が松山へ来て日露戦争時のロシア人墓地を訪れたことにはじまり、 国土交通省の視察が来たこと。地域再生計画で「坂の上の雲」のまちづくりが認定されたこと。 市長参加の市民大清掃。まちづくり債が高倍率の人気商品で 「まちづくりへの市民参加の意欲が高い」こと。「坂の上の雲」記念館。 …など。
 祭りや友好都市やスポーツのことなど交えていたが、あからさまな「坂の上」宣伝番組だった。 20041231

 

おぼっちゃまクン登場

  新年早々、お客様が来た。ゴローの友人の弁護士ナガノだ。
 すさんだ心をレイザル日記で癒すコアな読者のひとりだ。
 ナガノは3人兄弟の末っ子らしく、自分勝手でわがままだ。
「お坊っちゃまやなぁ」とからかうと
「お坊っちゃまとちゃうもんっ!!」とスネる。そのクセ、
「これレイザル日記に書くなよ」と、いかにも書いて欲しそうな顔で言う。
自分で買ってきたおみやげのケーキを 分けるときも
「ボク、チョコがええ!チョコが好き!!」
とお坊っちゃまぶり全開だった。(1/2)

 

ブランド地下足袋

  新聞に「地下足袋大流行」というカラーの記事を見つけた。ニューヨークだかミラノだか忘れたが、とにかく デザイナーズものでそーゆー地下足袋が注目されているのだ、という。
  ありゃりゃこれって…。 ゴローはこのことをすでに予言していたのだ!
 1997年、ゴローはアウトドア用品の流行について書いた記事で、 「21世紀には大阪ミナミの繁華街でブランド者の地下足袋がはやったりして」 と書いている。
  ゴローはデイパックをしょってキャラバンシューズを履いて首にタオルを巻いて高校に通った。今でこそ珍しくないが当時は「最先端」だったそうな。
 「流行がオレを追いかけてくる」が口癖のゴロー。
 なんかムカツク。()200501