「まちづくりに抵抗感をなくすため」という
けったいなふれこみで作成されたまちづくり絵本。 わたしらが描く「まちづくり反対」ビラと同様、ネコをキャラクターに仕立てている。敵のキャラパクるたぁ、いい根性してるぜ。(まぁ、企画は前からあったのかもしれないけど)
イラストは夏目漱石の孫だかなんだかが描いているそうな。漱石の孫と対決するなら相手にとって不足なし。(向こうはあるだろうが)
イラストはわたしらのより少し上品だけど、中身がキショい。いわゆる 「心のノート」風なのだ。 ったく誰が作文したんだか。以下抜粋。()のなかは感想。
−−さぁ、勇気を出して、「きょう、空を見ましたか?」と 話しかけてみましょう。
(なぜにっ!?)
−− 「あ、同じまちの人!」って感じがしませんか?
(しません!)
−−近くの人と心をつなぐこと…。 それが今、とても大事なことなのです。
(へっ?!)
−−「まちづくりってなーに?」って聞かれたら、 「このまちに住んでいること!」と答えるのが正しいかもしれません。
( …意味不明。てゆーか、 「まちづくり」はバラまき公共事業というのが正しいかもしれません)
−−ふわふわゆらゆら…。高いお空の上の方から眺めたら、 まちは大きな家族だってことが、よくわかります。 そうです。だれもがもう‘まちづくり’に参加しているのです。
(…ええーーーっ!!強引な!)
−−まちのイベントに参加するのも、旅行者に道案内するのも、 まちのゴミをひろってくず箱に入れるのも…、もしかして井戸端会議だって、 まちづくりにつながっているのかもしれません。
(もしかして不審者を通報するのも?!さすまた抱えて防犯パトロールすんのも?)
−−市民が心を一つにしてがんばるなんて素敵でしょう? コンダクターは坂の上の雲かな?
( ………)