障害者自立支援法が可決した。
障害者に利用料を負担させることを望む人などいるのだろうか。ここから取るくらいなら他を削れ、と思う人がほとんどではないだろうか。
なのにまだやるか?と言わんばかりに、駅前再開発や地域再生計画など 大型公共事業は減らない。国が補助金を出して後押しするのだから、 お金があるんだかないんだかわからない。自治体もちょっとばっかしお金が入る
からといって、乗っからないでほしいと思う。
「小さな政府」というと、なんかチンタラした役所の機能が効率的になるようなイメージだけど、実態は「自治体サービス」を減らすことにあると思う。
フツウの人が考える「官のムダ」と国が考える「官のムダ」は どうやら違うらしい。障害者自立支援法の成立の過程を見て思った。
それにしても、この「小さな政府」といい、小泉首相の「アジア重視です」といいつつの靖国参拝、雇用形態の柔軟化、教育現場での「多様化」・・・。
最近、言葉そのまんまに受け止められないことが多すぎるヨ・・・。