ジャーナリスト宣言2

  サーヤの結婚が一段落したと思ったら、 今度はキコさんのオメデタ。
 またまた皇室ネタでもちきりだ。
  VTRで何度もあのまどろっこしいトークが 繰り返される。でもって街行く人の反応、 ってのもいつも同じだ。 自分のことのようにみんな喜んでいる。
 街行く人だけでなく、商店街やらまんじゅう屋やら 関係ないやん、ってとこまで登場する。
 ちなみにゴローはキコさんが好きだ。(った。←過去形?)
 天皇制や皇室は否定しているクセに、 キコさんはタイプらしく、話題にのぼるとニヤニヤしている。 なんだかなぁ。

 

上様の御道楽

  今年から、お上が税金の徴収なんかをきっちりやっていくんだそうな。
 たとえば、母子家庭への貸付金を取り立てるために 「償還推進員」を配置して、たとえ1000円でも返してもらうのだそうだ。
 返せない理由が「経済的理由」つまり、お金がないとわかっていても なんだとさ。身ぐるみ剥ぐとはこのことやなぁ。
 児童扶養手当の支給も厳しい。相談2000件に対して支給が500件。 つまり4人のうち3人は「話を聞き置く」、ってワケか。
 「サカクモ」のまちづくりでは、シンボルマークに賞金10万円、 NPOには活動調査費150万円、その他諸々大盤振る舞いなのに・・・。
 この「まちづくり」は、若く明るく元気があって夢のある人にはいいけれど、 踏みつけている人へのまなざしや、踏みつけていることの自覚すらない。
  怒りに燃えてここで一句。

 小説をまさに地で行くまちづくり

 

お願ぇしますダ

  なにが悲しいかって、1000円取り立てるためだけにコストの高い行政職員の時間と労力を使うことが合理的とは思えないし、それよか、安定した職を探してあげなよ、と思う。
  第3回目の「まちづくり債」が発行される。
 年々発行額があがり、今度は7億円。 「まちづくり」とは聞こえがいいけど、どこにばらまいたかわからない公共事業。
 人の借金は1000円でも取り立てるのに、自分が借金することにはずいぶんと寛容だ。(寛容という言葉を使いたくない!)
 「坂の上の雲」の主人公に重ね、「明治時代は勉強さえすればだれでも立身出世できた」と、小説を引き合いに出しては賞賛するけど、児童扶養手当をケチっておいて、自分たちが市民の教育の機会すら奪ってへんか?