「スキマスイッチ」というグループの歌がアタマから離れない。
車に乗ってラジオを付けてもテレビでもしょっちゅうかかる。どうやら春休みに公開される映画「ドラえもん」の主題歌らしい。
それにしてもロコツなくらい、流れる。ヒットやブームがつくられる課程がよくわかる。
で、ふと「サカクモまちづくり」を思った。
ハンでついたように、小説にまつわる話が広報などで流され続けた。
「地域でこんなことやってますよ」「学生はこんなことやってますよ」 と地域活動や学生ボランティアをターゲットに、税金を出して、活動を支えた。
マスコミが取り上げ、じょじょに広まった。有名人を招いて勉強会やらイベントを開いて広め、 「あなたにもできる市民参加」と市民を煽り、「まちづくり債」や「シンボルマーク」を募集し、さも、まちづくりが関心が持たれ、流行ってるかのように仕掛けた。
まさに宣伝(PR)と広告の手法だ。
事実、最近はイベントばかりに終始している。
とにかく広告漬けでコトの是非を考えるヒマを与えない。
中村市政が終わり、疑問や批判や自由な意志が出てくるようになれば、 「広告」でつくりあげられたまちづくりはいずれボロが出てくるだろう。
さらに広告代理店がつくった計画には大きな欠点がある。それは市民を「消費者」、マーケティングの対象として見ていること、だ。
行政も忘れている。市民は「サービスの消費者」ではなく、「主権者」である、ってことを。
あ〜あ、イベント好きな殿には困ったものよのぅ。