大阪府の財政難を理由に、大阪にある4つのオーケストラを
ひとまとめにしてしまおうという意見がある。
関経連が言い出しっぺらしいが、反対の理由の多くは、文化を経済の論理でとらえてはいけないという意見だ。
どこの団員の人も少しでも活動の場を広げるために小さな演奏会を催したり、ボランティアで施設や学校に出向いたり、本当に休みなしで働いている。
私のセンセイは某楽団の演奏者だが、そんなキャリアのある人でも、私ごときの音色に1時間つきあわされている。ほんとうに大変な忍耐だ。
そんな地道な苦労が見えるからこそ、いろんなオーケストラがそれぞれの個性を磨いて、楽しませてほしいと思う。
大阪府の財政規模から言ってもそんなに足を引っ張る金額なのだろうか。
それよか、ベイエリアに年間200億円以上垂れ流す原因を作った関経連に言われたかないのダ。