オーケストラ統合?

  大阪府の財政難を理由に、大阪にある4つのオーケストラを ひとまとめにしてしまおうという意見がある。
 関経連が言い出しっぺらしいが、反対の理由の多くは、文化を経済の論理でとらえてはいけないという意見だ。
 どこの団員の人も少しでも活動の場を広げるために小さな演奏会を催したり、ボランティアで施設や学校に出向いたり、本当に休みなしで働いている。
 私のセンセイは某楽団の演奏者だが、そんなキャリアのある人でも、私ごときの音色に1時間つきあわされている。ほんとうに大変な忍耐だ。
 そんな地道な苦労が見えるからこそ、いろんなオーケストラがそれぞれの個性を磨いて、楽しませてほしいと思う。
 大阪府の財政規模から言ってもそんなに足を引っ張る金額なのだろうか。
 それよか、ベイエリアに年間200億円以上垂れ流す原因を作った関経連に言われたかないのダ。

 

まもる君の銀行

  愛媛銀行の本店の入り口に 「まもる君の銀行」という看板があった。
 子どもが危険を感じたときにここに飛び込みなさい、 という意味なのだろうが、シュールすぎる・・・。
 だって、預金の着服事件を次々に引き起こして、 業務改善命令を受けて、 それてもまだたてつづけに引き起こして……
 預金者の貯金も守れずに、なにを守るんだか。
 本業に専念すべし。

 

説教強盗

  ケーサツが繁華街の迷惑行為や違法駐車の取り締まりを強化するんだと。
 ウィニーで個人情報をバラまいたことや、捜査費の不正支出関連のケーサツの迷惑行為をタナにあげて、なんとまぁ。
  と、驚いてたら今度は県警本部長が愛媛大学で出前講演。
 空き巣や架空請求など防犯対策を伝授。
 説教強盗??

 

古紙回収を弾圧!?

  市が随意契約で古紙回収を委託している業者以外の業者 (なんかややこしいな)が古紙回収をすることを 「荷抜き」というのだそうだ。
 誰が考えたのか知らないけど、えげつない響きやな。
 でもって、市は指定業者以外の業者がやる「荷抜き」を禁じる条例を作るのだそうだ。 (随意契約で指定業者を選ぶこと自体ヘンなのだけど)
  4〜5年前から相場が上がっている古紙は市にとって貴重な「財源」なんだとさ。
 以前、アルミ缶を集めてる人たちを 「ゴミ捨て場が散らかる」だの 「朝早くからうるさい」だの 「危ない」などと非難する声があった。
 回収車がまだ来ない朝早くに、申し訳なさそうに、音を立てないように 気を遣っていたのに、だ。
 「財源」を持ち出せば、弱い者いじめってカンジが 薄まるもんな。
 人の生活や仕事を奪ってまで「財源」が大事なら、 「まちづくり」の名の下にバラまかれる お金を節約すればいい。