父が肺炎で入院して、3日くらいして症状が治まったころ
婦長(師長)に呼ばれ、それとなく次の受け入れ先の話をされた。
病院もいよいよ世知辛くなってきた。
持病のある母が病院の定期検診に行き、薬を処方箋でもらうとき、
いつも1ヶ月分もらう睡眠薬が2週間分しかないのに気づき、薬剤師に尋ねたところ、 「自殺防止」とのこと。
本来は2週間分しか出せないが、今まではおめこぼしで処方していたのだが、 老人の自殺が多くなっているのか、処方箋が厳しくなってきているらしい。
自殺は睡眠薬を渡さないことで防ぐものではない。
障害者、介護、医療制度の「改革」が年金生活者をモロに直撃している。
私もちょっと前までは 「このままではどうやって自分の老後を守るのか」 と心配に思ったが、最近はそうでもない。
だって、あんなに負担が増えたら、誰も払えやしないもん。
どんなに給料もらってたって、自己防衛したってキリがない。
みんな介護サービスも受けられず、医者にも行けず、施設も入れず、のたれ死ぬんなら わたしもそれでいいとさえ思う今日このごろ。