Ｑ先生から「サザエさん予測」のイラストについて、ご指摘をいただいた。
「マドンナバスは『人が少ない』ではなく、正確には『人がいない』ではないですか」
　そして

「○○や　空気を運ぶ　マドンナバス」
　 （○○には季語を入れてください）

　 と一句寄せてくださった。

　伊予鉄が運行する「マドンナバス」を造るのに、 市もお金を出している。（２台で１０００万円だったか、忘れた）
今でも補助金を出してるのかは知らないけど、空気を運び続けて果たして、１９年のドラマ化まで、もつのだろうか。

　 ４／１の日曜日、なにげなくテレビをつけていると、
♪ズンチャチャズンチャ・・と、おなじみのメロディ。
　 おおっ！サザエさん！！忘れとった！
あわててメモと鉛筆を取り出す。
　いきなり南堀端から松山城を見上げる「マドンナ」姿のサザエさんが！！
　 私の予想、かなりイケてるかも！！ （「マドンナ」姿をハズしたのは不覚だが）
　 サザエさんはその後、「道後温泉」と「万翠荘」へ。よっしゃ、次は「サカクモ」か？と思いきや、司馬財団がうるさいからか（？）、 「サカクモ記念館」はすっ飛ばして、突如「野球拳」を踊り始め、そうかと思えば遍路姿で石手寺へ。
　サザエさんは松山では飽き足らなくなったのか、「砥部」へ登り窯見学。次は、あ〜れ〜、いきなり今治のお祭り、来島ドッグ、海を渡って「宮窪」「大三島」に行っちゃったヨ。
　サザエさ〜ん！！松山はこれっぽっち？ これで５６０万円は高いヨ〜！と思っていたら突然取って付けたように「庚申庵」で戻ってきて、最後はおあつらえ向き、「坊ちゃんスタジアム」で滑り込みセーフ！！
　 以上！！今週のサザエさんでした！
　つぎ込まれた税金が「あっ」という間に消えていく瞬間を見た思いがした。
　まんじゅうがノドにつかえるどころか、気を失いそうだった。

　 伊吹文部科学相は２月２５日、長崎県長与町で開かれた自民党長与支部大会で、
「大和民族が日本の国を統治してきたことは歴史的に間違いない事実。極めて同質的な国」 と発言した。
「教育再生の現状と展望」と題して約６００人を前に講演し、昨年１２月に改正された教育基本法に触れて 「悠久の歴史の中で、日本は日本人がずっと治めてきた」とも語った。
　同法の前文に「公共の精神を尊び」という文言が加わったことについては、
「日本がこれまで個人の立場を重視しすぎたため」と説明。 人権をバターに例えて
「栄養がある大切な食べ物だが、食べ過ぎれば日本社会は『人権メタボリック症候群』になる」 だって。
「人権」は「お腹の贅肉」か？！

　 城山三郎がなくなった。
　私が選ぶ「好きなおじいさんのベスト１０」は、いよいよ残すところ、鶴見俊輔と大滝秀治とのっぽさんと加古里子くらいになってきた。 （縁起でもないこと言うな、って？）
　追悼番組で１２年前のＮＨＫのインタビューが写し出された。
「私はひたむきに生きる人間が好きで、そういう人間を描いてきた。ただ、ひたむきであればいいということではない。ひたむきにさせた人間の責任がある」
　誰のせいでひたむきに生きなければいけなくなったのか。
「ひたむきに生きることの大切さ」を語る政治家への違和感がわかった。
　アンタが言うな！ってコトだったんだ。
　 てゆーか、アンタこそ私心を捨ててひたむきに生きろ！ってのヨ。